新見市と新見美術館


 新見美術館は、郷土出身の横内正弘氏(故人)から寄贈を受けた美術品約350点をもとに、地域文化の向上をめざし平成2年11月1日にオープンしました。
 中世新見庄名主屋敷跡に建つ美術館の外観は、中世風のイメージを表すために、入母屋・銅板葺きの屋根と、外観に石を使い、この地方の風土と歴史を盛り込んだ均整のとれた美しい姿をしています。
 現在では、1100点余りの作品を収蔵しており、その中心となる文人画家・
富岡鉄斎の作品約80点は高い評価を受けております。その他、近・現代の日本画、郷土ゆかりの洋画家や工芸家の作品などを収集展示し、1年を通じて様々な展覧会を開催しています。
 新見(にいみ)という地名は、古くは奈良時代にはじまり、中世となって、京都東寺の荘園・
新見庄として栄えました。生きた中世史を学ぶ施設として、美術館の内に新見庄展示室や映像により、歴史とロマンの再現を試み、入館者から好評を得ています。  また、一階の市民ギャラリーは市民文化活動の場として利用されています。
 館の周囲は憩いゾーンとして庭園が整備され、平成3年には『おかやま景観賞』を受賞するなど、
四季を通じて新見の自然美に親しむことができます。



新見美術館玄関 来館者を出迎える大桐國光作《早春の日に》


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